WordPressテーマ『AFFINGER6』を導入して、「さあ、おしゃれなサイトを作るぞ!」と意気込んだものの、公式の『デザインテンプレート』ってどうやって使うの?と手が止まっていませんか?


プロが作ったみたいなサイトに一瞬で変わるなんて、すごいですよね。でも、機能が豊富なだけに「何から手をつければいいか分からない…」となりがちです。
この記事では、そんなあなたの悩みを解決し、AFFINGER6を使いこなして理想のサイトデザインを実現できるよう、知りたい情報を全部まとめました!
この記事のポイント
- テンプレートの設定方法
- 自分好みに変える方法
- カード型デザインにする方法
- 料金やメリット・デメリット
AFFINGER6デザインテンプレートのかんたんな使い方
最初の設定と基本的な使い方
AFFINGER6のデザインテンプレートを適用するには、まずいくつかの「プラグイン」という追加道具を導入し、デザインデータを読み込ませるのが基本的な使い方です。その理由は、テンプレートのデザインデータが「見た目の設定」や「部品の配置」など、いくつかのファイルに分かれており、それぞれを正しく読み込むための専用の道具が必要になるからでしょう。
例えば、サイト全体のデザインをプロのように仕上げるには、以下の手順で進めていきます。
- 公式サイトから好きなデザインをダウンロードする
はじめに、AFFINGER公式サイトの「デザイン済みデータ配布ページ(β)」にアクセスします。利用規約に同意すると、複数のデザインテンプレートから好きなものを選んでダウンロードできますね。 - 必要なプラグインを3つ準備するマナブくんテンプレート適用って、プラグインが3つもいるの?
そう。各パーツを読み込むためなんだ。有料のもあるから注意してね。リョウタさんプラグイン名 役割 料金 Customizer Export/Import 主にサイトの色やデザイン設定を読み込む 無料 Widget Importer & Exporter プロフィール欄などの部品(ウィジェット)設定を読み込む 無料 データ引継ぎプラグイン AFFINGER独自の詳細設定を読み込む 有料(2,980円) ちなみに、有料の「データ引継ぎプラグイン」がなくても、解説サイトを見ながら手動で設定することも可能です。ただ、プラグインを使えば作業時間を大幅に短縮できます。
- 各データをインポート(読み込み)する
準備が整ったら、それぞれのプラグインを使って、ダウンロードしたデザイン済みデータの中にある3種類のファイル(.dat, .wie, .json)を読み込ませます。
このように、正しい手順を踏めば、初心者でも簡単におしゃれなデザインの土台を作ることが可能です。ただし、テンプレートを適用すると既存の設定が上書きされてしまう可能性があるため、作業はサイト開設初期に行うか、必ずバックアップを取ってから進めるようにしてください。
デザインを自分好みに変えるカスタマイズ方法
AFFINGER6のデザインテンプレートは、導入した後でも色や文字、ヘッダー画像などを自由に変更し、簡単にあなただけのオリジナルデザインに作り変えることができます。
なぜなら、AFFINGER6には直感的に操作できる豊富なカスタマイズ項目が「AFFINGER管理」やWordPressの「カスタマイザー」に用意されているからです 。
主に、以下の要素をカスタマイズすることで、サイトの印象は大きく変わります。
- 全体のカラー設定
サイトの基本色を、あらかじめ用意されたカラーパレットからワンクリックで変更できます 。もちろん、色のコードを直接指定して、細部までこだわった色設定にすることも可能です 。 - メニューの編集
ヘッダーやフッターに表示されるナビゲーションメニューは、読者がサイト内を巡るための重要な道しるべです。WordPressの管理画面「外観」>「メニュー」から、表示したいページを自由に追加したり、順番を入れ替えたりできます 。 - ウィジェットの調整
サイドバーに表示される「プロフィール」や「検索ボックス」、「カテゴリー一覧」といった部品は「ウィジェット」という機能で管理されています 。これも「外観」>「ウィジェット」から、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で追加や削除ができますね 。 - ヘッダーのカスタマイズ
サイトの顔であるヘッダー部分も柔軟に変更できます。例えば、デザインカード「FLAT」を適用した場合は、ヘッダーの背景画像や、画像付きの案内リンク(ヘッダーカード)を最大4つまで設定できます 。
このように、テンプレートを土台にしつつ、様々なパーツを自分好みに調整できます。
一方で、非常に自由度が高いことがAFFINGER6のメリットですが、設定項目が多岐にわたるため、慣れないうちはどこを触ればよいか少し戸惑うかもしれません 。
記事一覧をおしゃれなカード型にする方法
結論として、AFFINGER6で記事一覧をカードのように並んだおしゃれなデザインにするには、主に上位版である「EX版」の機能を利用するか、専用の追加オプションを購入する方法が一般的です。
その理由は、標準版のAFFINGER6ではカード型レイアウトの機能が限定的で、より洗練されたデザインを実現するには追加機能が必要となるためです。
主に、以下の方法でカード型デザインを実現できます。
方法 | 必要なもの | 料金 | 特徴 |
---|---|---|---|
AFFINGER6 EX版 | 上位版へのアップグレード | 12,000円(単品) | 最も高機能で、カード型を含む多彩な限定デザインテンプレートが利用可能 。 |
子テーマ「JET2」 | 有料の子テーマ | 4,980円 | 広告が自然に馴染むマガジン風のカード型レイアウトに特化している 。 |
デザインカード機能 | プラグインのインストール | 無料 | 2023年に登場した新機能。
一部のデザインカードでカード風のモダンなレイアウトが簡単に作れる 。 |
手動カスタマイズ | ショートコードの知識 | 無料 | トップページに「ブログカード」のショートコードを手動で配置する方法。
上級者向け。 |
例えば、2023年に導入された「デザインカード」機能は、追加費用なしでプロ並みのデザインを適用できるため、初心者には特におすすめの方法でしょう 。
一方で、本格的に収益化を目指し、デザインに徹底的にこだわりたいのであれば、多機能な「EX版」へのアップグレードが最も満足度の高い選択肢となります。
実際に、EX版限定のデザインテンプレートは非常に洗練されており、これを目的にEX版を購入するユーザーも少なくありません
このように、あなたの予算や目指すサイトのレベルに合わせて、最適な方法を選ぶことが重要です。
AFFINGER6のデザインテンプレート、買う前に知ること
良いところと、ちょっと苦手なところ


まず、良いところを見ていきましょう。
メリット(良いところ) | 解説 |
---|---|
①プロ級のデザインにできる | デザインに自信がなくても、テンプレートを適用するだけで、誰でも簡単におしゃれでプロ並みのサイトを構築できます。 |
②時間の大幅な節約 | 本来なら何時間もかかるデザイン設定を、テンプレートが肩代わりしてくれます。あなたは記事を書くことに集中できるでしょう。 |
③豊富なデザイン | 通常版で5種類、上位版のEX用も合わせると10種類以上の「デザイン済みデータ」が用意されています。さらに2023年には「デザインカード」という新機能も登場し、選択肢は広がり続けています。 |
④高いカスタマイズ性 | テンプレート適用後も、色やフォントなどを自由に変更できるため、他の人と同じデザインになる心配はありません。 |
一方、事前に知っておきたい「ちょっと苦手なところ」も存在します。
- 設定項目が多くて複雑に感じることも
AFFINGER6は非常に多機能なため、初心者のうちは「設定項目が多すぎて、どこを触ればいいか分からない」と感じることがあるようです。この高い自由度が、逆に迷う原因になる可能性は否定できません。 - 一部の便利機能は追加料金が必要
前述の通り、デザインデータを簡単に適用するための「データ引継ぎプラグイン」は有料(2,980円)です。また、より洗練されたカード型レイアウトなどの機能は、さらに上位のEX版や、有料の子テーマ「JET2」(4,980円)が必要になる場合があります。
このように良い点と注意点の両方を理解しておくことで、AFFINGER6のデザインテンプレートをよりうまく活用できますね。
料金はいくら?一度払えばずっと使える?
AFFINGER6の料金体系について、「結局いくらかかるの?」「一度払えばずっと使えるの?」といった疑問にお答えします。
結論から言うと、AFFINGER6テーマ本体の価格は14,800円(税込)で、一度購入すれば、その後ずっと使い続けることができます 。
月額料金や年会費のような、定期的な支払いは一切発生しません。
このような販売形式を「買い切り」と呼びます。
項目 | 料金(税込) | 備考 |
---|---|---|
AFFINGER6(通常版) | 14,800円 | テーマ本体。
一度の支払いで永続的に利用可能。 |
データ引継ぎプラグイン | 2,980円 | (任意)デザインテンプレートの適用を簡単にするための道具 。 |
EX版アップグレード | 12,000円 | (任意)カード型レイアウトなど、さらに高度な機能を追加する 。 |
ACTION PACK3 | 39,800円 | (セット)EX版と便利なプラグインがセットになったお得なパッケージ |
言ってしまえば、基本となるテーマ本体は14,800円の買い切り価格です。
あなたが運営する複数のサイトで使えるので、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
ただし、注意点もあります。
前述の通り、デザインテンプレートの導入を楽にするための「データ引継ぎプラグイン」や、より高度な機能を持つ「EX版」は、必要に応じて別途購入する必要があります。
もちろん、追加のオプションを購入しなくても、AFFINGER6の基本的な機能だけで十分に高品質なサイトを作ることは可能です。
まずは通常版を使ってみて、後から必要に応じて機能を追加していく、という使い方が賢い選択かもしれません。
AFFINGER6のデザインテンプレートは宝の持ち腐れ?使い方から料金まで完全ガイド:まとめ
Q&Aでまとめますね。
質問(Q);デザイン済みデータをどうやって設定するの?
回答(A);公式サイトからダウンロードし、専用のプラグインで読み込ませます 。
質問(Q);テンプレート導入後、デザインは変更できる?
回答(A);はい、テンプレート適用後も色や文字、レイアウトなどを自由にカスタマイズできます 。
質問(Q);記事一覧をおしゃれなカード型にするには?
回答(A);上位版の「EX版」を導入するか、有料の子テーマ「JET2」を使うのが主な方法です 。
質問(Q);テンプレートのメリットとデメリットを教えて。
回答(A);手軽にプロ並みのデザインになるのが利点ですが、一部の便利機能は有料なのが注意点です 。
質問(Q);テーマの料金は?一度払えばずっと使えるの?
回答(A);はい、テーマ本体は14,800円の買い切り価格で、一度購入すればずっと利用できます
この記事では、AFFINGER6の便利な着せ替え機能について、設定方法からカスタマイズのコツ、料金や注意点まで解説しました。これでもう、デザイン設定で迷うことはないですよね。テンプレートを使えば、驚くほど簡単におしゃれなサイトの土台が作れますよ。まずは気になるデザインを試してみて、あなただけの素敵なサイト作りを楽しんでくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。