2026年4月6日、Lettaが新しいAIサービス「Letta Code app」を公開しました。
ひとことで言うと、会話のたびにリセットされにくく、使うほど持ち主に合わせて育っていくAIです。
最近のAIは便利ですが、「前に話したことを忘れやすい」「毎回説明し直すのが面倒」という弱点もありました。今回のサービスは、そうした不便さを減らす方向に進んだ点が注目されています。
まずはイメージしやすい図をご覧ください。

これは、毎回まっさらな新人に頼むのではなく、少しずつ仕事を覚えてくれる相棒に近いイメージです。
ニュース概要
Letta Code appは、AIが過去のやり取りや作業内容をもとに記憶を整理しながら動く、新しいAI作業アプリです。
特徴は大きく3つあります。
- 記憶をためながら使える
- 自分のパソコン上で動かせる
- 使うAIの土台を切り替えても、記憶やキャラクターを引き継ぎやすい
対応環境はMac、Windows、Linuxで、無料ではじめられる案内も出ています。
何がすごいのか
すごいのは、AIがただ返事をするだけでなく、使う人ごとの文脈を持ち続けやすいところです。
これまでのAIは、便利でも「その場かぎり」になりやすいものでした。たとえば昨日決めたルールや、好みの書き方、進め方などを毎回伝え直すことが多かったです。
Letta Code appは、その不便を減らすために、過去のやり取りから記憶を整理して残していく考え方を前面に出しています。
しかも、自分のパソコン内で使えるので、クラウドだけに頼る形よりも、作業の流れを自分で管理しやすいのも特徴です。
解説の前に、ポイントを整理すると次の通りです。

初心者向けに言い換えると、忘れにくい・手元で動く・乗り換えやすいAIだと考えるとわかりやすいです。
何に役立つのか
このサービスは特に、AIを毎日の作業に深く組み込みたい人に役立ちます。
- 毎回同じ説明をする手間を減らしやすい
- 自分の好みやルールに合わせた作業を頼みやすい
- 長い作業でも、前の流れを引き継ぎやすい
- 使うAIの種類が変わっても、積み上げをムダにしにくい
特に、文章作成、コード修正、メモ整理、調べものの下書きなど、少しずつ続く作業と相性がよさそうです。
一方で、現時点では開発や作業効率に関心がある人向けの色が強く、完全な初心者には少しとっつきにくい可能性もあります。
具体例
たとえば、個人でWebサイトを作っている人を想像してください。
普通のAIだと、「このサイトは誰向けか」「前回どこまで直したか」「見出しはどんな雰囲気にしたいか」を毎回説明し直すことがあります。
でもLetta Code appのように記憶を持ちやすいAIなら、次のような使い方がしやすくなります。
- 前回の修正内容をふまえて続きを頼む
- 自分の文章のクセに合わせて提案してもらう
- よく使う指示を覚えさせて、作業を早くする
つまり、単発で質問するAIというより、一緒に仕事を進める相棒に近づいているわけです。
具体的な利用イメージは次の図のような形です。

こうした仕組みが広がれば、今後は「うまく質問する」だけでなく、AIにどう経験を積ませるかも重要になっていきそうです。
まとめ
Letta Code appのポイントは、AIが使う人のことを少しずつ覚え、長く付き合う前提で使いやすくなっていることです。
今回のニュースは、AIが「その場で答える道具」から、「育てながら使うサービス」へ進み始めていることを感じさせます。
まだ万人向けというよりは作業重視の人向けですが、今後こうしたタイプのAIが増えると、仕事の進め方はかなり変わるかもしれません。
詳しい内容を確認したい方は、以下の公式ページもあわせてご覧ください。
